深セン、「三網融合」を試行へ
深セン市の「三網融合」(電気通信ネットワーク、
ラジオ・テレビネットワーク、インターネットの
3つのネットワークの融合)モデル事業プランが
27日にお目見えし、今後3年以内をめどに、同市の
全域においてラジオ、テレビ、電気通信の
各ネットワーク業務の相互参入を達成するとの
目標が明らかにされたそうです。
2012年までに関連産業に3千億元が投入される
見込みということです。
同市科技工貿・信息科委員会の関連部門の責任者に
よると、同プランに基づいて深セン市が進める
三網融合モデル都市事業は、次の3段階に分けて
進められるそうです。
第一段階は2010年から2011年までの期間で、
業務の相互参入政策の認可を取得し、中核技術と
重要製品の研究開発を進め、三網融合モデル都市
で各種の相互参入業務を商用化の段階に進め、
設備製造業とデジタルコンテンツ産業を一定の規模に
育成する段階だそうです。
第二段階は2012年で、次のような取り組みが
行われる段階だそうです。
▽三網融合融合関連の政策、基準、制度を制定し、
充実させ、管理メカニズムを調整する
▽各種の相互参入業務を相当の規模まで拡大する
▽設備製造業を世界のトップレベルに引き上げ、
関連の産業チェーンを整え、優位点を明らかに
備えた産業群を形成する
▽デジタルコンテンツ産業において、明確な優位点
やブランド効果を備えた一連の企業や製品を育成
する
などだそうです。
また同年末をめどに、市内全体の3種ネットワーク融合
関連産業の規模を3千億元、ブロードバンド利用世帯数
を300万以上、デジタルテレビ利用世帯数を300万
以上、インターネットのIP技術を利用したテレビ映像
配信サービス・IPTVの利用世帯数を180万以上に
それぞれ引き上げ、これら業務の生産額がデジタルテレビ
業務の売上高全体に占める割合を40%以上に引き上げ、
コンテンツデータベースを10万時間以上とし、
三網融合企業における一連の有名ブランドや業界の
リーダー的企業を育成する予定だそうです。
最後の第三段階は2012年末から2013年初めに
かけての時期にあたり、三網融合モデル都市の
経験を踏まえて、国の主管部門の検査を受ける段階だ
そうです。
国務院は今月1日、電気通信網、ラジオ・テレビ網、
インターネット網の3種ネットワーク融合事業の
第一期国家モデル地区(都市)を発表し、広東省では
深セン市が唯一選ばれたそうです。
同委の責任者によると、これは深セン市が昨年、
国の電子商取引(Eコマース)モデル都市に認定
されたのに続くもので、経済発展モデルの転換、
現代型産業システムの建設推進、戦略的振興産業の
発展育成における、また一つの重要な進展といえる
そうです。
このほか三網融合モデル事業を加速し、企業の
研究開発を奨励・推進するために、同市は三網融合
特別資金を計上して、研究開発を進める企業を支援
することも予定しているそうです。
2010/07/30